私たちの理念
めざす未来は「乳がんのない世界」――
すべての乳がんを「治る」ものに。
乳がん患者さんやそのご家族、そして、
これから乳がんになるかもしれないすべての人の未来のために
乳がんを克服し、乳がんで苦しむことのない世界を目指し
社会全体に貢献することが、私たちの存在意義と考えています。
私たちの行動指針
- 社会的価値のある研究を、科学的妥当性に則り、適切なプロセスで実施します。
- 乳がん患者さんの人権を最優先に考え、研究の倫理性を保持します。
- 研究資金の透明性を維持し、研究の信頼性を確保します。
ご挨拶
JBCRGはこれまで術前薬物療法を基盤とした個別化治療の開発、進行再発乳癌における治療ストラテジーの開発、リアルワールドエビデンス(RWE)の発信など多くの成果を創出し、わが国の乳がん診療の発展に寄与してまいりました。また、世界最大のBreast International Group(BIG)のメンバーとして、様々な国際試験グループとの共同研究から、グローバルな視点で、世界の乳がん診療の発展に貢献することを目的に活動しています。豊富な診療経験の積み重ねに加え、多角面から考案した新たな工夫を、臨床研究を通して評価すること、そしてその結果をしっかりと吟味し、次に繋げることで、より良い医療が生まれてきます。そして、基礎研究、トランスレーショナル研究の充実により、さらなる向上のヒントを得ることが期待されます。今後、益々アカデミアとの協働体制の構築を目指していきたいと思います。
乳がん患者さん一人一人に最善な治療、笑顔をお届けできること、それが私たちの目標です。このたび、戸井雅和先生、大野真司先生のご功績を引き継ぐことになりました。3代目ということで、創生期を経て、発展期から成熟期、つまり安定した成長が期待されるタイミングかと考えますと、その責任の重さを感じます。甚だ微力ですが 精一杯頑張りますので、これからもご支援をよろしくお願い申し上げます。
一般社団法人JBCRG 代表理事 増田 慎三
(京都大学大学院医学研究科 外科学講座 乳腺外科学分野)
組織図
役員一覧
代表理事
- 増田 慎三
- 京都大学大学院医学研究科
常任理事
- 佐治 重衡
- 福島県立医科大学
- 石黒 洋
- 埼玉医科大学 国際医療センター
- 清水 千佳子
- 国立国際医療研究センター病院
- 中山 貴寛
- 大阪国際がんセンター
- 相良 安昭
- 相良病院
理事
- 青儀 健二郎
- 四国がんセンター
- 津川 浩一郎
- 聖マリアンナ医科大学
- 山本 豊
- 熊本大学大学院生命科学研究部
- 山下 年成
- 神奈川県立がんセンター
- 大谷 彰一郎
- 大谷しょういちろう乳腺クリニック
- 上野 貴之
- がん研究会有明病院
- 石田 孝宣
- 東北大学大学院医学系研究科
- 坂東(田村) 裕子
- 筑波大学 医学医療系
- 二村 学
- 岐阜大学医学部附属病院
- 高橋 將人
- 北海道大学病院
- 徳永(北尾) えり子
- 九州がんセンター
- 髙田 正泰
- 関西医科大学
- 吉波 哲大
大阪大学医学部附属病院
監事
- 黒井 克昌
- 東京都立多摩総合医療センター
- 大野 真司
- 相良病院
名誉顧問
- 戸井 雅和
- 東京都立駒込病院