研究を推進する

~サポーターになりませんか~

乳がん医療の発展、
そして、乳がんのない世界の実現のために。
あなたも、臨床研究を推進するサポーターに
なりませんか。

臨床研究は、ご参加いただく患者さんのほか、各医療機関の関係者・専門家のご協力、そしてJBCRGの活動にご賛同いただいた皆様からの資金面でのご協力など、多くの方のご支援に支えられています。JBCRGの活動、そして臨床研究をサポートしてくださる人々の声をご紹介します。

支援者

若年性乳がんサポートコミュニティ
Pink Ring 代表
御舩美絵 様

 私たちPink Ringは、若年性乳がん患者支援団体として、患者と医療者が協働し、情報提供、コミュニティの提供、研究活動を行っております。当会では年に一度、若年性乳がんに関する正しい情報を提供するシンポジウム「Pink Ring Summit」を開催しており、2016年、2017年にはこのイベントの収益の一部を、JBCRG様のPOSITIVE試験(妊娠を目的にホルモン療法の中断の安全性を評価する試験)に寄付させていただきました。

 私たち若年性乳がん患者は、恋愛・結婚・妊娠・出産・子育て・就労・遺伝など、年齢特有の様々な悩みを抱えていますが、当会が2016年に実施したアンケートでがん診断時の心配事を聞いたところ、最も多かったのは「生存率」(67%)で、次いで「妊娠・出産」(66%)とほぼ同率で並び、若年性乳がん患者において、妊娠・出産についての懸念が強いことが示されています。

 がん治療後に妊娠・出産を希望する女性にとって、5年間のホルモン療法は長く、年齢を重ねることで妊娠の機会を喪失してしまう可能性もあります。当会の体験者同志のおしゃべり会の中でも「ホルモン治療を中断して妊娠を目指したいのですが、再発も不安で悩んでいます」という相談が多くあります。私たちが寄付したPOSITIVE試験は、妊娠を目的にホルモン療法の中断の安全性を評価する試験であり、多くの若年性乳がん患者が一日でも早くその結果が出ることを心から待ち望んでいます。

 海外ではがん患者団体が研究資金を集め、それをもとに臨床試験が行われ、医師と患者が協働して新しい治療やエビデンスが生まれています。私たちも患者支援団体の立場から、乳がん患者の選択肢が増え、その未来が明るくなるよう少しでも共に歩みを進めたいと考え、まだまだ小さな力ではありますが、多くの若年性乳がん患者の希望と願いを乗せて、POSITIVE試験に寄付させていただきました。

 私たちがん患者には、がんになったその先の人生があります。妊娠・出産を希望する患者が、子どもを諦めなくてもすむ未来がくることを心から願っております。そして、乳がんのない世界を望むとともに、たとえ乳がんになったとしても、その先を自分らしくよりよく生きられるための研究が進むことを願っております。

(2018年12月)