臨床研究詳細

JBCRG-ABCD project

進行・再発乳癌データベースプロジェクト

状況
登録受付中

目的
(1) 日本国内における進行・再発乳癌の登録データベースを構築し、集計・分析することで医療の質の向上に役立て、患者に最善の医療を提供する。
(2) 進行・再発乳癌の臨床試験とデータを結合することで、追跡調査を行う。
(3) 進行・再発乳癌のアウトカム改善を目的とした後ろ向き研究を行うデータベースを作成する。
(4) 多施設における進行・再発乳癌症例の治療施行状況と治療効果を参加施設にフィードバックする。
(5) 後ろ向きに適格症例を同定し、残余検体を用いた研究を行う基盤を構築する。
(6) 今後の前向き臨床研究の基礎データとして、データベースの情報を利用し、臨床研究・臨床試験の活性化に貢献する。別途定める手順書に基づき、本データベースを用いた調査依頼を受託する。

対象
(1) 満20歳以上の患者で、組織学的に乳癌であることが確認されている症例
(2) 2017年1月1日以降に遠隔転移、もしくは手術適応とならない進行・再発乳癌であることが確認された症例
(3) 本プロジェクトの参加について本人の文書による同意が得られている症例

評価項目
全生存期間
治療継続期間

研究期間
2020年1月1日~2029年12月31日

研究代表者
新倉 直樹(東海大学医学部 外科学系 乳腺・内分泌外科)
相良 安昭(博愛会 相良病院 乳腺科)
佐治 重衡(福島県立医科大学 腫瘍内科学講座)

予定症例数
3000例以上(上限は設けない)

レジメン
指定なし

研究資金
本研究はJBCRGへ寄せられた寄付金のほか、各種の公的助成金(科研費を含む)・私的助成金(企業を含む)により実施される。

学会発表
進行・再発乳癌におけるリアルワールドエビデンスの課題と展望 日本国内における進行・再発乳癌患者レジストリ構築-Advanced Breast Cancer Database プロジェクト

論文発表

UMIN-ID
UMIN000038518

jRCT

備考

利益相反の開示

研究を知る 〜臨床研究のSTORY〜
新倉 直樹

新倉 直樹

東海大学医学部付属病院 乳腺内分泌外科

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相良 安昭

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